2011年05月27日
安全の一番の敵...本部と現場が一体に
朝、二日酔い気味で...新聞を読むと...
福島第1原発1号機への「注水中断はなかった」という東京電力が発表。
第1原発の吉田昌郎所長の現場判断で継続したことが
事実ということが記載されていた。
やはり日々、原発のシステムを運用・保守している
現場技術者たちの苦悩、追い込まれた判断、対応があった。
(過去ブログ参照)
この事実は、技術者の端くれとして歓迎し、
吉田昌郎所長を素直に賞賛したい。
これで、事故当初に官邸サイドから出ていた
「首相が海水注入を促した」というこは、事実では無いことが推察できる。
以上を踏まえ、過去ブログから以下を再掲する。
******************
原発事故...対応は長引くにせよ、今後、国を挙げての検討がされ、
再発防止策など、大規模なシステムの安全対策、
仕組み(組織・ルール)作りが進められるのは間違いない。
その検討段階で、改質された人の介在部分が、
方向性を誤まらせないことを祈りたい。
安全の一番の敵は、人のエゴに思えてならない。
*******************
大きな組織、システムにおける非常事態の体制においては
対策本部機能と現場との役割を見直す絶好の機会では無いかと真摯に思う。
私自身、組織や上が変わらないと始めから決め付け
孫子の「君命に受けざるところあり」を
行動する上での判断材料の一部にしている。
その考え方も古いのかも...
君子(組織や上)にも変わってもらい、
対策本部と現場が一体となって動くことが、
さらなる進化のように思える。
福島第1原発1号機への「注水中断はなかった」という東京電力が発表。
第1原発の吉田昌郎所長の現場判断で継続したことが
事実ということが記載されていた。
やはり日々、原発のシステムを運用・保守している
現場技術者たちの苦悩、追い込まれた判断、対応があった。
(過去ブログ参照)
この事実は、技術者の端くれとして歓迎し、
吉田昌郎所長を素直に賞賛したい。
これで、事故当初に官邸サイドから出ていた
「首相が海水注入を促した」というこは、事実では無いことが推察できる。
以上を踏まえ、過去ブログから以下を再掲する。
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原発事故...対応は長引くにせよ、今後、国を挙げての検討がされ、
再発防止策など、大規模なシステムの安全対策、
仕組み(組織・ルール)作りが進められるのは間違いない。
その検討段階で、改質された人の介在部分が、
方向性を誤まらせないことを祈りたい。
安全の一番の敵は、人のエゴに思えてならない。
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大きな組織、システムにおける非常事態の体制においては
対策本部機能と現場との役割を見直す絶好の機会では無いかと真摯に思う。
私自身、組織や上が変わらないと始めから決め付け
孫子の「君命に受けざるところあり」を
行動する上での判断材料の一部にしている。
その考え方も古いのかも...
君子(組織や上)にも変わってもらい、
対策本部と現場が一体となって動くことが、
さらなる進化のように思える。