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たろさのテニテニ日記 H21年2月から、十数年振りにテニスを再開し、40代後半からの体力作りとともに試行錯誤を繰りかえしつつ、楽しみながらも上達を目指す、マックファンでもある「たろさ」のテニス日記。。。

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たろさ
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Macのフォアを分析

通勤の楽しみのひとつとして、PSPを用いて大好きなJohn・Mcenroe(以降、Mac)の動画を鑑賞している。
その成果として、今回はこれまでのボレーサーブに続き、Macのフォアハンドストロークを分析したので紹介する。

***私見なのでお許しを。。。***
結論から言えば、Macのフォアハンドストロークは、極めて単純なスイングを用いながらも、芸術的な打ち方である。

わかりやすいように、腕の振りがもっとも少ない、打点を想定した説明とする。

Macの説明前に、近代テニスで主流の一般的なフォアハンドストロークのバックスイングからインパクトまでを2段階に分けて説明する。
フォア_一般バックスイング

まず図1は、一般的なスイングのバックスイングで、赤矢印(1)が腕によるラケットヘッドの変化量青矢印(2)(3)が肩と腰を廻すことでの変化量を表している。

フォア_一般インパクト

そして図2は、右足を踏み込み、軸を決めて体の斜め前でインパクトする。フォアはドライブ回転が常識となっているため、このような楕円軌道のスイングとなることがよくわかる。

次にMacの説明前に、Youtubeのこの動画でMacのフォアハンドストローク時のフォームを見てください。(フォント色の違うところをクリックしてください。)
動画より、Macのフォアは、時間的に余裕があっても、クローズドスタンスにならず、7割方は左足を軸としたオープンスタンスで打っていることがわかる。

そのMac典型例のフォームからフォアハンドを説明する。
フォア_Macバックスイング

図3と下図の図4の赤矢印①が腕によるラケットの変化量青矢印 ②、③ が上体の捻転と左ヒザによるラケットの変化量を表している。
赤字部分から、腕の動きが際立って単純であることが窺える。

また図4では、バックスイングと同じ左足体重のままで、インパクトをしていることを示している。
フォア_Macインパクト
バックスイングからインパクトまで、左足体重のままであるため、体の戻りを早くするため、極力オープンスタンスで打っているところも興味深い。また、動画を見ていただいた方には理解していただけると思うが、相手のショット(速さ、高さなどの球質)と自分の打ちたいショットに合わせ、左ヒザのバネを調節しているように思える。フォアハンドb

ここまででたしかなことは、Macのフォアはスイング移動の幅がもとても小さいことだ。
また下の図5で、ラケットヘッドを軌道を比較すると、さらに確信を得られたフォア_比較

超ムズイ、Macのサーブと比べると、フォアの単純さには違和感すら覚えてしまう。
「そんなに単純だったら、これをできるよね!!」と言われたら冷や汗無理無理スマイル
この分析は力学的な単純さであり、左ヒザで伸び上がりながら打つなんて。。。それも柔軟に変化させながら。。。踊りながら打つようなもの。。。スポーツ選手というより、アーティストのようだ。
Mcenroe The Artist
日記 | 投稿者 たろさ 23:17 | コメント(0)| トラックバック(0)
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